2010年1月 のアーカイブ

脳出血とは

2010年1月29日 金曜日

頭部の病気に脳出血というものがあります。みなさんも一度は耳にしたことがあることと思います。では、脳出血とはいったいどういったものなのでしょうか?脳出血とは、脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳内や脳周囲に出血した状態をいいます。脳出血は脳卒中の一種で、頭蓋内の出血を総称してそう呼ばれています。または脳溢血(のういっけつ)とも呼ばれています。脳の出血にはいくつかの種類があります。出血には、被殻出血、視床出血、皮質化出血、橋出血、小脳出血があります。この脳出血が起こる原因の多くは高血圧です。高血圧により次第に血管の柔軟性が失われ、動脈硬化が進むことで血管壁がもろくなり破れやすくなるからです。そのほかの原因としては、脳動脈瘤、脳動静脈奇形の破綻、腫瘍内出血、脳の外傷などがあります。脳出血になることで様々な症状が起こり、後遺症を残すこともあります。この脳出血を予防するためには、まず高血圧を予防することが大切です。食事や運動、睡眠など普段の生活から気をつけていきましょう。一度今の生活を見直してみてはいかがでしょうか?

脳出血の治療

2010年1月5日 火曜日

脳出血の治療

頭蓋内の出血は総称して一般的に脳出血(のうしゅっけつ)または脳溢血(のういっけつ)と呼ばれます。この脳出血の治療はどういったものなのでしょうか?まず、脳出血が発症した後の数日は絶対安静が必要となります。降圧剤で血圧を下げて再出血を予防するようにします。ただし脳浮腫を伴うことが多いため、急激な血圧低下はかえって脳の血流の低下を来たすので禁忌とされます。必要に応じて浸透圧性利尿薬やステロイド薬などで頭蓋内圧亢進症状を軽減させます。手術療法は行われない場合もあります。視床出血および脳幹出血では血腫量によらず手術適応はされません。また、その他の部位でも血腫量が少量であったり神経学的症状が軽い場合には、手術適応はされません。脳ヘルニアが見られる例では緊急開頭術が行われます。自然に吸収されない大きさの血腫であれば、再出血のおそれが無くなり、脳浮腫が治まった時点で待期的に定位脳手術を行います。軽度の場合、治療において元の状態と変わらないまでに回復することもありますが、出血部位によって後遺症が残ることもあります。